気がつけばずっとYouTube。
ベッドの上で、ソファの上で、15秒のショート動画を親指でスクロールし続ける毎日。
「あ、これいい情報だな」と一瞬は思うのに、悲しいかな、10分前、30分前に何を見たのかすら思い出せない……。
「今日も1日が終わってしまった……」と自己嫌悪に陥り、ネットで解決策を検索すると、大体こんなことが書かれています。
「あなたの意志が弱いからだ」
「スマホの通知を切ろう」
「別の趣味を見つけよう」
……いや、ぶっちゃけそういう正論、もう聞き飽きませんでしたか?
そんなことでやめられるならとっくにやめてるっつーの、と。
ネットの記事は「意志の強さ」や「小手先の対策」ばかり語りますが、YouTubeを完全に断ち切り、「見なくなった理由」はもっと泥臭くて、切実で、剥き出しの危機感からであるべきです。
今回は、YouTubeを見なくなった本当の理由と、頭のバグを強制終了させて人生を取り戻すための、効果絶大な具体策をお話しします。
YouTubeを見なくなった理由①体と見た目から「限界のサイン」が出ていたから
ネットの記事は「時間を有効活用して自己投資しよう」なんて綺麗事ばかり語りますが、見なくなった理由はもっと生々しいものです。
シンプルに「体が、目が、ボロボロになるから」です。
何時間も小さな画面を見つめ続けているせいで、常に眼精疲労で目が重く、奥の方が痛い。
ここ数年で明らかに視力も落ちていく。
ずっと座って見ているだけなので体も固まり、ひどい肩こりや頭痛に悩まされる。
さらに、画面をぼけーっと見つめているせいか、なんだかほうれい線まで濃くなってきたような気がする……。
「時間を失うだけでなく、健康や若さまで削って、一体何を見ているんだろう?」
そう気づいたとき、お行儀のいい対策ではなく、本気でスマホを断ち切らなければ人生そのものが壊れる、という強烈な危機感を覚えました。
綺麗な目標を掲げる前に、見た目も体もすでに限界を告げている。
それが一番リアルな理由です。
YouTubeを見なくなった理由②意志が弱いのではなく「集中力」を丸ごと乗っ取られていたから
ネットの記事にはよく「目標がないからダラダラ見る」「意志を強く持て」と書かれています。
ですが、これには猛烈に反論したい。
意志が弱いのではありません。
最近、動画を観るときは常に倍速、それなのにたった30分のアニメやドラマを最後までじっと集中して観るのが「だるい」と感じることはありませんか?
これこそが、YouTubeを見なくなったもう一つの大きな引き金です。
YouTubeの短い動画や、次々に切り替わるSNSのタイムラインに慣れすぎてしまい、「頭が完全に疲れ切っている」サインだったのです。
常に大量の情報を流し込んでいないと落ち着かない状態に、感覚ごと丸ごと乗っ取られている。
いつでも、どこでも、一瞬で暇を潰せるスマホは便利すぎますが、その代償として「退屈する時間」を完全に奪われました。
ちょっとした隙間時間、かつてなら「ぼーっとする時間」だったはずの場所に、すべてスマホが入り込んできたからです。
休んだ気にもならないのに、時間だけが猛烈に溶けていく。
根性の問題ではありません。
戦うべきは、スマホとの距離ではなく、この「隙間恐怖症」のような感覚そのものなのです。
常に何かしていないといけないわけではないのに。
YouTubeを見なくなった理由③ガラケー時代を思い出したから
私たちアラフォー世代が若い頃は、まだガラケーの時代でした。
携帯電話の機能は主に電話とメール、少しのネットくらい。
今のように、家の中で1日中無限に暇つぶしができる道具なんてなかったのです。
だからこそ、当時は暇になると、
- 思う存分寝て体を休める
- 大好きな漫画をじっくり読んだり、自分で描いてみたり
- 運転免許を取ってからは、あてのないドライブに出かけて景色を眺めたり
外に出て風を感じたり、心と向き合う時間の使い方が自然とできていました。
あの頃の時間は、別にネットにあるような「キラキラした充実感」に満ちていたわけでも、丁寧な暮らしだったわけでもありません。
ただただ、暇でした。
底抜けに暇だからこそ、わざわざ重い腰を上げて漫画を読み始めたり、TSUTAYAにDVDを借りに行ったり、録画していたドラマをじっと観たりしていた。
スマホの通知に邪魔されることもなく、「自分で選んだ一つのことに、ただ集中していた」のです。
読み終わった後、見終わった後、心の中が「面白かった!」とスッキリしていませんでしたか?
現在の、スマホをダラダラ見て終わった日の、あの最悪な自己嫌悪なんてありませんでした。
youtubeをダラダラ見て過ごしたあとは、「うわっ、こんなに時間経ってた…」「先にあれやっとけばよかった」「さっさと寝ればよかった…」と後悔が押し寄せます。
あの頃の「何もない時間の豊かさ」を取り戻したい。
それこそが、動画を見なくなった最大の理由です。
YouTube依存を脱出する!ダラダラ見を強制終了させる7つの方法
「見なくなった理由は分かった。でも、それができないから困ってるんだよ!」 そう思いますよね。
アプリを開けば、裏側の人たちが作った「おすすめ動画」が手ぐすね引いて待っています。
ここに意志の力だけで立ち向かうのは100%不可能です。
だから、なりふり構わない「仕組み」でYouTubeを強制終了させましょう。
効果の絶大な7つの方法です。
アプリをアンインストール(削除)する
身も蓋もないですがこれが最強です。
「ブラウザで見ちゃうかも」と思うかもしれませんが、アプリのあの「ワンタップで無限スクロールできる快適さ」がなくなるだけで、アクセスするハードルが爆発的に上がります。
「どうしても見たい動画がある時だけブラウザで検索する」という不便なルールにするだけで、ダラダラ視聴は9割激減します。
スマホの置き場所を別の部屋にする
「隙があればスマホを見てしまう」のは、視界に入る場所やポケットの中にスマホがあるからです。
家に帰ったらスマホの定位置を「リビングの棚の上」や「玄関」など、ソファやベッドから手の届かない場所に強制移住させてください。
もはやスマホは住人と同じです。
住んでるんだから、別の部屋に移住させる。
「わざわざ立ち上がって取りに行かなきゃいけない面倒くささ」を意図的に作ります。
タイムロッキングコンテナ
スマホを物理的に「絶対に開かない箱」に閉じ込めます。
それがタイムロッキングコンテナ。
タイマーをセットすると、指定した時間(例えば3時間)が経過するまで蓋が開かない、プラスチック製の箱がネット通販等で数千円で買えます。
家に帰ったら、スマホをその箱に叩き込んで3時間のタイマーをかける。
これで終了です。
物理的にこの世から消えたのと同じ状態になるので、最初の10分こそソワソワしますが、諦めがついた瞬間、驚くほど頭が静かになります。
スマホの画面を白黒(モノクロ)にする
スマホの設定で、画面のカラーをすべて「グレイスケール(白黒)」に変更してください。
これ、騙されたと思って今すぐやってみてください。
あんなに魅力的だったYouTubeのサムネイルやSNSのタイムラインが、一瞬にして信じられないほどつまらないものに見えます。
人間の感覚は「鮮やかな色彩」に興奮して依存するようにできています。
その色を奪うだけで、スマホを見るモチベーションは一気に消失します。
【グレースケールの設定方法(iPhone)】 ①設定 ➔ アクセシビリティをタップ ②画面表示とテキストサイズを選択 ③カラーフィルタをオン ④グレースケールを選択
通信プランを最安・最小容量(1GB)に下げる
「使い放題プラン」を契約しているから、家でも外でも罪悪感なく動画を垂れ流せるのです。
1GB〜3GBとかぬるい。
今すぐ使い放題を解約し、月に1GBしか使えない最低最安のプランに変えて、自分自身を脅迫してください。
家でも外でも、動画を数本観ただけで一瞬で速度制限がかかり、連絡すら取れなくなる恐怖を自分に与えるのです。
「動画を見たら、明日から社会的に死ぬ」というリアルな痛みを頭に教え込まなければ、中毒は治りません。
自宅のWi-Fiルーターをハンマーで叩き割る(または今すぐ解約する)
家で動画を見てしまう最大の原因は、通信量を気にせず垂れ流せる「無制限のWi-Fi環境」があるからです。
本当にやめたいなら、今すぐ通信会社に電話して解約してください。
違約金?スマホに吸い取られるこれからの何十年の人生に比べたらタダみたいなものです。
どうしても衝動が抑えられないなら、ルーターを物理的にハンマーで破壊してゴミ箱に捨ててください。(返却しないといけないものなら要注意)
家を電波の届かない場所にするのが一番確実です。
スマホをただの鉄クズにする
スマホの「使用時間制限」機能(スクリーンタイムなど)を使い、YouTubeの視聴時間を「1日5分」に制限してください。
そして、その制限を解除するための「パスワード」を、家族や友人に設定してもらい、絶対に教えないように頼むのです。
1人で暮らしているなら、ランダムに生成したパスワードを紙に書き、その紙を職場のロッカーや車の中に置いてきてください。
夜中に見たくても物理的に解除できない絶望を与えれば、スマホはただの鉄クズになります。
【まとめ】YouTubeを見なくなった最大の理由は、このまま老けていくことへの危機感
「身体に悪いし、時間の無駄。わかっているのに、やめられない」 そんな甘えたことを言っている間にも、私たちの時間は1秒ずつ削られ、確実に老いていっています。
鏡を見てください。
暗い部屋でスマホの光に照らされ、眼精疲労で血走り、どんよりと濁った目。
他人が作った、10分後には忘れるような動画を倍速で消費し、指先だけを動かして1日を終える。
そんな生活を続けて、気づけば40代、50代になり、脳も体も完全に衰えきったとき、「人生、何だったんだろう」と後悔しても、失った時間は二度と戻ってきません。
YouTubeのダラダラ見で、このまま生気のない顔で老けていってどうするんですか?
スマホを手放して取り戻したいのは、ネットに書いてあるような「キラキラした充実感」や「丁寧な暮らし」なんて大層なものじゃありません。
若かったあの頃、別に毎日が充実していたわけではありませんでした。
ただただ、暇でした。
底抜けに暇だからこそ、わざわざ重い腰を上げて漫画を読み始めたり、TSUTAYAにDVDを借りに行ったり、録画していたドラマを等倍でじっと観たりしていた。
スマホの通知に邪魔されることもなく、暇だから、自分でやることを見つけて、その一つのことにただ集中していただけです。
私たちはスマホがなくても豊かに暮らせる方法を、ちゃんと知っている最後の世代のはずです。
外に出て風を感じ、物語に胸を躍らせ、じっくり考えていた、あのエネルギーに満ちた自分を思い出してください。
キラキラしなくていい。
立派な成果なんて出さなくていい。
今すぐ、その手にあるスマホの電源を切るか、部屋の外に投げ捨ててください。
動画の向こう側の「他人の人生」をただ眺めて老いていくのはもうおしまい。
人生を、スマホから奪い返しましょう。


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