あれほど熱中していたアニメやゲームに突然「ついていけない…」と感じることはありませんか?
「あんなに熱中していたのに、ただの暇つぶしだったのかな?」と寂しくなるかもしれません。
でも実は、作品の変化だけでなく、「日頃のスマホの触りすぎで、趣味を楽しむエネルギーが残っていないこと」が原因のケースも多いのです。
今回は、私が大好きだった『うたの☆プリンスさまっ♪(うた☆プリ)』の体験談とともに、オタク趣味を楽しめなくなった本当の原因と、そこから抜け出すヒントをお話しします。
大好きだった作品の変化…オタク趣味を楽しめなくなった決定的なきっかけ
私がオタク趣味を楽しめなくなった一番のきっかけは、長年ずっと追いかけていた『うた☆プリ』のある「変化」でした。
もともと原作は乙女ゲーム、恋愛シミュレーションゲームです。
ゲームから入った私にとって、アニメ4期で一気にメインキャラクターが7人も増えたことは、本当に大事件でした。
だって、ゲームには出てこない、完全なアニメオリジナルキャラなんです。
原作のゲームありきのアニメだったはずなのに、うた☆プリの新作ゲームも出ず、いきなりほぼメインキャラ扱い。
「いや、別にゲームに出てなくてもアニメで新キャラ出してきてもいいじゃん」と思うかもしれません。
ですが、うた☆プリのアニメはストーリーがぶっ飛んでるので、キャラを知った上で見ないとあのノリに冷めます。
原作は恋愛シミュレーションゲームなので、ストーリーや感情の動きなどがきちんと描写されており、一緒に課題をクリアして共に成長していく。
同じうた☆プリという作品で、同じキャラでもアニメとは全く別なんです。
それまでゲームメインでうた☆プリを楽しんできた身としては、ゲームに出ていないキャラに感情移入できるはずもありません。
なのに、前からいたメンバーと同じようにメイン扱いでドカンと出てこられて…。
「なんだか、もうついていけないな…」と。
あんなに大好きで熱中していた作品なのに、スーッと冷めていくのが分かりました。
グッズや円盤も集めていたのに。
作品を新しくするためにキャラを増やすのは分かるんです。
アニメから入る人もいるだろうし、それはそれでファン獲得にもつながるでしょう。
でも、本音を言えば「あんた誰やねん」なんです。
原作ゲームからうた☆プリの世界に入った私からすると、もう置き去りにされた気分でした。
うた☆プリのゲームの形、アニメの形が変わってしまったな…
ゲームにもともと登場していたキャラクターは攻略対象なので、性格や声、さらにはすでに思い出がある状態です。
だからゲームからアニメになっても、スッとその世界を受け入れられたんです。
なんの情報もないまま、一気に7人もキャラが増えて、ついていけなくなりました。
うた☆プリを作っている側と、それを楽しんでいた私との感覚というんでしょうか?
完全にずれてしまいましたね。
当時、私は30歳前後だったかと思います。
対象外になってしまったんだなと諦めました…
ゲームを始めるまでがだるい。スマホにエネルギーを吸い取られる悪循環
同じ頃、大好きだったRPGにも異変が起きました。
「よし、ゲームをやるぞ!」と起動するまでがとにかくだるいのです。
なぜそんなにだるいのか。
理由は、普段からスマホやSNSをダラダラと見すぎて、頭のエネルギーを使い果たしていたからでした。
最近30分のアニメを見る気も起きない原因
「最近、30分のアニメを1話見るのすら気力が起きないな…」なんてこと、ありませんか?
かつては深夜アニメを何本もハシゴして見ていたのに、今は再生ボタンを押すのすら億劫になってしまう。
実はこれ、年齢のせいだけではなく、日頃からスマホで「どうでもいい情報」をダラダラ見すぎているからなんです。
私たちが何気なく見ているSNSのタイムラインは、数秒ごとに新しい情報が飛び込んできます。
脳はそれを処理するだけで、1日のエネルギーを使い果たしてしまいます。
30分のアニメを見る、あるいは据え置き機のRPGを遊ぶというのは、「ストーリーを理解し、キャラクターの感情を追いかける」という、実はものすごく体力のいる能動的な作業です。
日常のスマホ画面によって脳がヘトヘトに削られているから、そのエネルギーが残っていないんですね。
だから、ついついベッドに寝転がったまま、指先ひとつでできる「スマホゲーム」の手軽さに流されてしまうのです。
しかし、スマホゲームは無料でも遊べますが、結局は課金ゲーム。
どんなに楽しんでいてもサービス終了のリスクがあります。
実際、私もかなり課金して育てていたゲームが突然サ終してしまい、手元に何も残らない虚しさを味わいました。
スマホやSNSに貴重な時間と体力を奪われ、本当にやりたい趣味を楽しむ余力がなくなって、結果的に時間を無駄に捧げてしまう……。
スマホゲームよりも、専用のゲーム機で1つのゲームをやりこんだ方が、世界観にも没頭でき、満足感を得られるのは分かっているんです。
でもだるいんですよね…だからスマホです…気軽。
ずっともやもやしたままの、不完全燃焼な毎日です…
アラフォーの私が競馬にハマって気づいた、アニメやゲームとの違い
そんな風にオタク趣味を楽しめなくなって、スマホをダラダラ眺めるだけだった私が、数年前から熱中しているのが競馬です。
ウマ娘から入ったわけではありません。
むしろウマ娘はなぜか一度もやろうと思ったことはないですし、今後もやるつもりはありません。
競馬は、データをもとに展開を考える「予想の楽しさ」があるし、当たれば目に見えてお金が増えます。
外れたら悲しいですが…。
おまけに競馬には一頭一頭のドラマがあって、応援したくなる「推し馬」がいます。
これって、かつてキャラを応援していたオタクの熱量とどこか似ているんです。
では、アニメ・ゲームと、競馬。
この違いは何なのでしょうか?
それは、「自分で動いて、確かな何か(成果)を得られるか」の違いだと思うのです。
若い頃のアニメやゲームは、ただ画面を見ているだけでもたくさんの楽しさを与えてくれました。
でもアラフォーになった今は、ただ与えられるだけのエンタメだと、ちょっと物足りなかったり、疲れてしまったりします。
あの楽しかったノリが、騒音のように聞こえてしまったり…
競馬は、自分で予想して、自分でお金を賭けて、その結果がダイレクトに自分に返ってきます。
儲けるというより、自分の予想の答え合わせ。
レースが終わるまで結果がわからない、もしかしてこっちなのかも、でもこうかも知れない…と、ドキドキとワクワクを自分で作っているんです。
単なる「暇つぶし」の消費ではなく、「自分の頭と行動で楽しさを掴みに行っている感覚」があるからこそ、スマホを閉じて、今私はあんなに熱中できているのだと気づきました。
【まとめ】趣味が変わるのは、あなたが次のステージに進んだ証拠
「アニメやゲームに熱中していた時間は、ただの暇つぶしだったの?」
いいえ、絶対にそんなことはありません。
あの時、私たちが全力で推しを追いかけ、ゲームをやり込んだ時間は間違いなく本物で、最高に楽しかったです。
ただ、30代・40代と年齢を重ねるにつれて、私たちの体力や、趣味に求めるものが少しだけ変わっただけ。
与えられるだけでは物足りなくなってしまっていたんです。
スマホをダラダラ見て「時間を無駄にしちゃったな…」と後悔するくらいなら、少し寂しくても、今の自分が「手応え」を感じられる、新しい場所(楽しみ)に引っ越すタイミングが来た、ということです。
今まで楽しんでいたものが楽しめなくなったからといって、なんか人生に冷めてるな…なんて思わなくていいです。
それはあなたが、「今の自分にとって、本当に充実した時間の使い方」を選べる大人になった証拠ですよ。


コメント